
いーぐるです。
先日こんなツイートを見ました。
ピンポーン
『Amazonでーす』
あっはい。
↓
いつもより配達員の方が玄関先に来るのが遅い気がする
↓
『これ全部お届け物です~』
↓ pic.twitter.com/pDk83CNKOD— 麦茶好きの せと。 /setohima (@SetohimaVrc) May 8, 2022
誕生日プレゼントにAmazonの商品をもらう…というのはよくある光景ですよね。
「だれかこの商品を買って!」という、ほしいものリストをTwitterのプロフィールに貼っている人もたくさんいます。
ふと思ったのですが、同じことをBOOTHでやったら面白いんじゃないかな~と思う。
VRChatのプレイヤーに向けて、こんな感じにリストを公開するというのはどうでしょうか。
という感じでBOOTHの紹介文にほしいものを書く。
URLをTwitterに貼っておいたら、適当に誰か投げ銭くれるんじゃね…?
というアイデアです。笑
ちなみになぜBOOTHでやるのかといえば、「VRChatのプレイヤーであれば誰もが使ったことがあるから」です。
VRChat用のアバターって、無限に欲しくなるけど、結構良い値段するのでお金が足りない。
でも「あなたのリクエストに応えて改変するから、支援してくれ…!」と言ったら、誰か投げ銭をくれる人もいるんじゃないかと思う。
まとめると、投げ銭を…
- もらう人:改変資金が無料で手に入る
- あげる人:相手に自分の理想的な姿になってもらえる
という感じ。
現実の場合、物をあげた側は「プレゼントしてあげた!」という自己満足でおしまいですが、VRChatは相手に会いにいくこともできますよね。
どうだろう?このアイデア。
(異論は認めますし、問題が見つかったら記事を消すかもです。)
すでに把握できている問題点もあります。
Amazonと違って、貰うのが『お金』なので、『収益』ということになります。
年間20万円を超えてしまうと確定申告が必要になってしまいます。
状況を見て、時おり非公開にしながらリストを活用する必要があります。

実際に僕も作ってみました。↑
メニューの名前と値段は自由に決めることができます。
こんな感じでちょっとした支援用、投げ銭用として作ることもできます。
さてこの記事では、「売れるような作品が無い」という人を対象に
- 投げ銭箱をBOOTHに出品する手順
- 出品(公開)した後にやること
を解説していきます。
※投げ銭箱に関係するすべての問題、トラブルなどに筆者は一切の責任を負わないものとします。
目次
【VRChat】BOOTHに投げ銭箱を出品する手順

(こんな感じの投げ銭箱を作って公開します。↑)
BOOTHで作品を公開したことがない人は、こちらの手順を参考にしてください。↓
出品する準備ができたら、商品を登録していきます。

まず『商品管理』をクリックします。

次に『+ 商品登録』をクリックします。

『ダウンロード商品を登録』をクリックしたら、
- 商品名:投げ銭箱
- 商品画像:写真を1枚用意する
- カテゴリ:添付する特典の種類で選ぶ
- 年齢制限:全年齢
- 商品紹介文:「投げ銭箱です~」
- タグ:『投げ銭』
- 日本国外への販売:『許可しない』
- オプション設定:メニュー・価格・特典を入力
- 公開で保存
という手順で出品します。
順番に解説していきます。
※『価格』と『ファイル追加』の欄は飛ばして、『オプション設定』から入力します。
1.【商品名】投げ銭箱・ほしいもの

- ほしいもの
- 投げ銭用
- 活動支援用
- 差し入れ
などの商品名を入力します。
『ほしいものリスト』と入力してしまうと、権利云々が絡んできそうな気がするので、『投げ銭』などとしておくのが無難です。
投げ銭が目的とはいえ、やっていることは『データの販売』にあたります。
商品名を企業のサービス名と同じにするのは避けた方が良いと考えています。
2.【商品画像】写真を1枚用意する

1000×1000のサイズで写真を1枚用意します。
「ペイントソフトで作るのは面倒くせぇ…!」という人もいると思います。
そういう人はVRChatのワールドにあるペンで空中に、
- 投げ銭用
- 支援ありがとう
などと綺麗に書いて写真を撮り、上記のサイズでトリミングすればOKです。
手抜き感あると思いますけど、VRChat関係の投げ銭箱なので、逆にわかりやすいかもしれませんね。
3.【カテゴリ】添付する特典の種類で選ぶ

ひとまず3Dモデル(その他)を選択して進めます。
添付する特典でカテゴリを選んでください。
4.【年齢制限】全年齢

年齢制限は全年齢でOKでしょう。
5.【商品紹介文】例文あり
支援用の投げ銭箱です。
支援していただけると励みになります。
Twitter:URL
特典(付属するファイルの詳細)
という感じでOKです。
必要な方は特典の利用規約なども記入します。
6.【タグ】投げ銭・支援用

- 投げ銭
- 支援用
などと入力します。
『VRChat』というキーワードにご注意ください。
VRChatと入力して出品すると、『VRChat 新着アイテム発信Bot』に紹介されてしまいます。
※判断はお任せします。
7.【日本国外への販売】許可しない

「BOOTHと提携している海外通販サイトに載せて良いか?」とのことですが、個人的な投げ銭用なので『許可しない』で良いでしょう。
※判断はお任せします。
8.【オプション設定】商品名・価格・特典を設定する

1つの商品に複数の種類を設けるには、オプション設定から複数の枠を設定する必要があります。
よくある、
- PC版
- Quest版
- 利用規約
という感じでダウンロードする枠が分けられている商品は、オプション設定から設定されています。
この項目を設定するには、
- 『オプション設定を開く』
- 『バリエーションを追加』
- 『ダウンロード販売』
から行います。
1.バリエーション名
- A:髪型代
- B:衣装代
- C:アバター代
という感じで入力します。
商品のメニューだとお考えください。
2.価格
支援してほしい金額を入力します。
3.作品ファイル

投げ銭をしてくれる人に向けて、特典を用意します。
販売や配布をしたことがない人はここが一番悩みどころですよね。
僕があなたの代わりに特典のアイデアを考えてみたので参考にしてください。
- VRChatの写真集
- あなたの活動に関係する作品(3Dモデルなど)
- 「希望する構図で写真を撮ります!」チケット
- 「2時間全力であなたを癒します!」チケット
- 「1日お砂糖します!」チケット
具体的な見返りを約束する権利(チケット)も面白いかもしれませんね。
アイデア次第ですぐに用意できますし、投げ銭をする人も満足度の高いものになるでしょう。
「ほしいものリスト」というよりは、「クラウドファンディング」に近くなりますが。
※トラブル回避のため、紹介文に特典の具体的な詳細を必ず記入してください。
特典の内容によっては、『VRChatのフレンド限定』などの条件を付けるなどしても良いですね。
チケットのみの場合は、ペイントソフトで作って画像データとして保存します。
超初心者でも良い感じの写真を作る方法をこちらの記事で解説しています。

画像を加工したい人は参考にしてください。
特典が完成したら、zipファイルにまとめて『ファイルの追加・管理』から設定します。
9.公開で保存

項目をすべて記入したら、
- 下書きで保存
- 見た目を確認する
- 公開で保存する
という順番で公開します。
下書きで保存すると、非公開のまま見た目を確認できるようになります。
良い感じだったら作品を公開しましょう。
投げ銭箱を公開すると、あなたのショップをフォローしている人のトップページに『新着商品』として載ります。
ですが逆に言えば、BOOTHで販売したことがないフォロワー0人の人は、作品を公開しても注目されることはありません。
【?】「メニューを1種類にしたい場合は?」

「作品のメニューは1種類で良い」という人もいると思います。
その場合は、
- 価格
- 作品ファイル
をそのまま入力すればOKです。
複数のメニューが欲しい人のみ『オプション設定』から入力してください。
【Twitter】投げ銭箱を出品した後にやること

この項目では、BOOTHに投げ銭箱を公開した後にやることを解説します。
- TwitterのプロフィールにURLを貼る
- 年間20万円を超えないように管理する
という順番でお伝えします。
1.TwitterのプロフィールにURLを貼る

投げ銭箱を公開したら、TwitterのプロフィールにURLを貼っておきましょう。
プロフィールの編集画面にある『ウェブサイト』という欄に入力します。
Twitterのプロフィールを見てもらった際に、投げ銭箱にも興味を持ってもらうことができます。
2.年間20万円を超えないように管理する

年間20万円という数字はBOOTHの売り上げ金額だけでなく、本業以外に得た収益すべての金額です。
「すでに副収入がある」という方はご注意ください。
投げ銭箱を非公開にする場合は、商品の編集画面の一番下にある『非公開で保存する』を選択すればOKです。
BOOTHの確定申告について不安な方は、こちらに解説記事を書いたので参考にしてください。↓
https://jiri42.com/booth-tax-return/
まとめ:ほしいものをBOOTHで公開しよう!
『投げ銭箱』の作り方をお伝えしました。
今後も面白いと思ったアイデアを記事にしていく予定です。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
おしまい。