いーぐるです。
先日行った韓国旅行で「日本ではできない体験をしたい!」という理由で、『拳銃を用いた実弾射撃』をやってみました。
ご存知の通り日本では法律(銃刀法)で拳銃の所持はできません。
しかし調べた結果、
『法律は日本国内で適用されるので、海外に行って現地のルールの下で合法的に銃を扱うことについては、日本の法律に違反しない』
『「外国で拳銃を扱ったから…」という理由で帰国後に逮捕されることも無い』
とのことだったので、実弾射撃を体験してみることにしました。
僕が実弾射撃体験を行ったのは韓国の『木洞射撃場』です。↑
地図からもわかるとおり、野球場の一角が射撃場になっています。
実弾射撃体験はパスポートがあれば日本人でも参加可能です。
体験談の後に木洞射撃場の情報にも触れていくので、実弾射撃体験に興味のある方は参考にしてください。
目次
【体験談】韓国の木洞射撃場で実弾射撃体験をやってみた!
初めての実弾射撃 in 韓国🔫
Desert Eagleにした!!!楽しすぎ!!!反動!!! pic.twitter.com/Rei977yiZv— 高木美佑 (@Yukgaejang98) March 15, 2023
(同様の体験をされた別の方のツイートがこちら。↑)
好きな銃を選んで、10mくらい先にある的を狙って撃ちます。
撃ち終わると最後に記念として的の用紙を持ち帰ることができます。
(インストラクターから操作方法を英語で教わりながら体験します。↑)
僕も『Desert Eagle』を撃ってみたのですが、両手で持つだけでもずっしりと重い…という印象でした。(※写真はS&WM64です。)
インストラクターから「腕は伸ばして、人差し指にゆっくり、、、ゆっくりと力を入れて引き金を引くんだ」と説明を受け、
まずは弾が入っていない状態で練習します。
(銃は的だけを狙うように、金属製の紐に吊り下げられた台に固定されている。↑)
次に実際に銃弾を込めて撃ってみました。指導されたとおり、
指先にゆっくりと力を入れていくと、、、、「ドンッ!!!」
という感じ。
ずっしりと重い銃が射撃の反動でのけぞるので、構えているだけでも腕が痺れそうでした。
(150点満点中62点でした。1発外れたらしいです。↑)
Desert Eagleは15発撃ったのですが、反動と緊張で腕がぷるぷるしてました。
引き金をゆっくり引いていくと、突然重い衝撃が手首を襲うので、びっくりして目を閉じてしまう…という感じでした。
慣れてくると目を開けたまま、冷静に撃てるようになるそうです。
(銃はこの中から選びます。↑)
ちなみにDesert Eagleを選んだ理由は、友達から「いーぐるさんはデザートイーグルを撃ちましょう!」と言われ適当に選びました。笑
後から知ったんですけど、あまり初心者向けの銃ではないみたいですね…。
アニメの『BLACK LAGOON(ブラックラグーン)』がいかにファンタジーなのか、よくわかりました。笑
時間があったので『S&WM64』というリボルバー式の銃も撃ってみました。
S&WM64は撃てる銃の中で「日本の警察官が持っている銃に一番近いのではないか?」という理由で選びました。
デザートイーグルよりは反動が軽くて扱いやすい印象で、銃ごとに感覚が全く異なるので新鮮な気持ちで撃てました。
(『KRISS VECTOR』も撃てます。↑)
一緒に行った韓国人の友達は兵役経験があるので、「銃は珍しくない」という感じだったものの、
「好きな銃を選んで自由に撃てるのは楽しい!」と話しており、『KRISS VECTOR』という銃を撃っていました。
(『KRISS VECTOR』を撃った友達。↑)
「こんなの朝飯前ですよー」と言わんばかりの顔で、パンパーン!とあっという間に終わらせてきてこの結果…。恐るべし…。
そもそも銃弾が同じところに命中していて、同じ穴から弾が抜けていっている…。
「うへぇ……。」と友人の実力に恐れと関心を抱いていると彼は、
「敵はココの的よりもずっと遠くにいて、常に動いているのですから、実戦や訓練ではこんなに当たりませんよ。これは記録にもなりませんし、、ただの遊びです…。」
と急に真顔で語っている様子を見て、韓国人のリアルに少し触れた気がしました。
【解説】木洞射撃場の情報まとめ
(僕が実弾射撃体験をした『木洞射撃場』↑)
この項目では「これから射撃体験をしたい!」という人に向けて、
- 持ち物・服装
- 射撃体験の値段
- 対応言語(韓国語・英語のみ)
- 所要時間(15分程度)
- 予約の有無
- 銃の撮影について
などについてお伝えします。
※2023年4月19日現在の体験談です。
1.持ち物・服装(パスポート必須)
持ち物はパスポートと現金(又はクレジットカード)があればOKです。
パスポートは代表だけでなく、射撃体験をする人それぞれが必要なのでご注意ください。
ちなみに一緒に射撃体験をした韓国人の友達も身分証明書を求められていました。
防弾チョッキを着用して射撃体験を行います。↑
僕は長袖にトレンチコートでしたが、コートは脱いで防弾チョッキを着ました。
2.射撃体験の値段
射撃体験の値段は銃の種類と銃弾の数によって変わります。↑
僕の場合は、
- Desert Eagle:15発:40,000ウォン
- S&WM64:10発:20,000ウォン
でした。
日本円換算をすると、DesertEagleは4000円くらいですね。
(※2023年4月現在、日本円換算はウォンの金額から0をひとつ消した値。)
支払い方法は、現金もしくはクレジットカードに対応しています。
僕はVISAのクレジットカードで支払いました。
現金払いだと若干安くなります。
表の水色の金額が現金払いの金額で、黒の金額がカード払いの金額です。
3.対応言語(韓国語・英語)
木洞射撃場は日本語未対応でした。
韓国語、又は英語で支払いから射撃体験まで行われます。
銃の扱い方については、インストラクターから簡単な英語で説明を受けました。
僕はカタコトの英語を話すレベルですが、韓国人の友達と一緒に行ったので問題ありませんでした。
日本語しか話せない方には木洞射撃場はおすすめしません。
4.予約の有無
事前予約はしませんでした。
2023年4月19日(※平日の17時頃に行きました。)
僕ら以外に客はおらず、行ってすぐに射撃体験が出来ました。
5.所要時間
所要時間は15分程度でした。(※待ち時間ゼロの場合)
あっさり終わります。笑
6.銃の写真撮影について
基本的には銃の近くでの写真撮影は許可していないそうです。
待機所?みたいな場所からの撮影は自由でした。↑
この場所から射撃場の中を撮影するのは特に問題無い様子でした。
この場所からの撮影は許可が必要でした。↑
僕らの場合は「他にお客さんもいないし、特別に近くで撮っていいよ!」とのことで特別に許可をいただけました。
それでも「薬莢の撮影はダメ!」と言われました。
間近で撮る許可をもらえたら、撃つ前に撮影をすることをお勧めします。
撃ち終わると銃はすぐに片づけられてしまうので、先に撮影させてもらうとスムーズです。
(DesertEagleを撮影したかったのですが、ササッと片づけられてしまって撮らせてもらえませんでした…。)
射撃体験は場所が空いていても1名ずつ行います。
順番を待っている友達に待機所から写真撮影をしてもらって、後からシェアすると良いですね。
最後に:韓国の木洞射撃場の実弾射撃体験はおすすめ
(日本語対応のパンフレットをいただきました。↑)
木洞射撃場ですが、日本語は通じなかったものの、丁寧かつ親切な対応をしていただけました。
銃の構え方や狙い方を簡単な英語でわかりやすく教えていただくことができ、銃に詳しくない完全初心者の僕でも楽しめました。
今回は仁川を中心に観光するプランだったため、仁川から近い『木洞射撃場』を選択しましたが、
ソウルを中心に観光する方は『明洞実弾射撃場』の方が良いかもしれません。
次回があれば明洞実弾射撃場に行ってみたいと思います。
おしまい。
※本記事は木洞射撃場にて撮影した写真をブログ、SNSで使用する許可をいただいた上で執筆しました。
事前の予約は必要でしたか?それとも当日飛び入りOKでしたか?
貴重な体験談拝見させていただきました。