「ピースボートで地球一周したいなぁ」とは思うけど、会社をやめて旅行に行くというのは、想像以上に勇気が要るものです。
結論から言うと、僕はピースボートの第101回クルーズをキャンセルしました。
キャンセルした理由は、会社をやめるのが怖かったから。
もっと具体的に言うと、
- 今より良い会社に転職できる可能性を捨てて、
- 会社をやめて、
- 3か月の間旅行に行って
- 無職で転職活動をする
という先が見えない未来を想像して、恐ろしくなってしまったんです。
例えるなら、登山初心者がエベレストに登るぐらいの心理的ハードルがある。
僕は新卒で今の会社に入って、現在に至るまで働き続けています。
もちろん職歴は消えないので、今務めている会社よりも良い会社に入れる可能性は、完全に消えるワケじゃない。
でもピースボートに乗らず、そのまま転職活動をした方が
- お金や
- 心に
- 余裕を持って
- 転職活動ができる
と思うんです。
ピースボートで知り合った友人は、「会社やめてピースボートに乗って良かったよ!」と話している。
でも、、でもね。
正直言って怖い。本当に。
今回はそんな僕が、
- ピースボートをキャンセルする人の気持ち
についてお話します。
もちろん、僕が思っていることが全てではないので異論は認めます。
でもピースボートをキャンセルした1人として、想いを伝えていきたい。
会社員がピースボートをキャンセルする理由は「恐怖に耐えられない」から
「ピースボートに乗るぞ!!」と思い、ボランティア活動をして、割引を貯めるまでは難しくない。
問題はその先にある。
- 会社をやめる
- 賃貸住宅に住んでいる人は引き払う
- 貯金を削りながら生活をして
- ピースボートに乗る
車やバイクを持っている人は、高い保険料を払っているよね。それを払い続けながら無職になるのか? とか、
「実家は遠いから、賃貸住宅に住み続けたい…」でもお金が足りない…。
といった悩みもあるだろう。
何が言いたいかというと、
- ピースボート → 夢・理想
- 金銭的な問題 → 現実
ということなんだよね。
会社が休みの日に、旅行に行くのとはワケが違う。
「仕事をやめてどこに転職するのか?」
「貯金は足りるのかな?」
とかそういうハッキリしない悩みに、押しつぶされる気持ちになる。
とにかく何をするにもカネが必要になる。そんな夢も希望もない現実を思うと、耐えられない気持ちになって、
という理由にたどり着く。
転職したいなら、ピースボートに乗るよりも、普通に転職した方が難易度は低い。
そういった理由を覚悟の上で「ピースボートに乗る」という決断ができる人は、本当に強い人だと思うし、尊敬する。(嫌味ではなくて、本心から)
強い人ばかりじゃない
ここまで読んで、「俺は会社をやめてピースボートに乗ったぜ?」と思う人もいるだろう。
でもみんながみんな、君みたいに強いワケじゃない。
ピースボートセンターでボランティア活動をしている人は、
「あれ?あいつ最近見かけないな」→キャンセルしてた!
という場に遭遇した人もいると思う。
「あいつ、、逃げやがって」と思う気持ちも理解できなくはない。知っている人が去っていくのは寂しいよね。
だけど責めないであげてほしい。
そのキャンセルした人も「地球一周したい気持ち」は、キャンセルした今も持っているはずだから。
誰だって夢を追いかけたいけど、それが叶わない場合もある。
キャンセルする理由
上記の内容を踏まえて、改めて言います。
ピースボートをキャンセルする理由は、「恐怖」です。
ボランティア活動で何百枚のポスターを貼っても、比較にならないほどの恐怖があるのです。
「ただ転職する」ってだけでも、かなりの労力が必要なのに、それに加えて
- 無職になる
- 貯金で生活する
- 引っ越す
- 車やバイクはどうするか?
- その他(個人の問題)
と向き合わないといけないから。
そんな問題が目の前にあったら、逃げたくなって当たり前。
実際に僕も101回クルーズをキャンセルして、逃げちゃったしさ。
まとめ|ピースボートはキャンセルしても次のクルーズに挑戦できる!
- ピースボートに乗る前にハードルが多い
- 金銭的な現実と向き合う必要がある
というお話でした。
記事を読んでくれてありがとう。
最後にひとこと言わせてほしい。
僕は、それではやっぱりピースボートには乗ります。
めっちゃ怖いし、未解決の問題(転職とか)も山積みだけど。。
そう思った理由は「自分の意志を捻じ曲げたくないから」です。
101回クルーズを自分の本心ではない理由でキャンセルしたので、心のモヤモヤが晴れませんでした。
って自分に言い聞かす感じだった。
だけど「やりたい!」って思ったことは、やらないと歳を重ねてから後悔すると思うから…。やります。
クルーズは101回クルーズの1年後、104回クルーズに決めました。
乗った人にインタビューしたり、情報を得てシェアしていきますので、
という人が、「やっぱり乗ろう」と思ってもらえたら嬉しいです。
長くなりましたが、これでおしまいです。
ありがとうございました。