スマートで広いアドレス110のシート
メットインに入らない大きな荷物を、「シートの上に紐で括り付けて運ぼう」と考える人もいると思う。
そこで、
「アドレス110のシートは、どのくらいのサイズまで載せられるの?」
「載せて走ってみて、実際どうなの?」
といった疑問に答えます。
結論から言うと、
- 縦300mm×横700mmが限界(↑写真のバッグ)
- 座るスペースが狭すぎる
という感じです。
つまり、「できるけど、おすすめしない」というヤツです。
本題に入る前に、1つだけ断っておきます。
当バイクには、リヤボックスの板が取り付けられています。
その板で、シートスペースを70mm広げています。
より正確な数値が知りたい場合、この点を考慮して頂く必要があります。
アドレス110の積載性、収納スペースに関する記事は、こちらもおすすめです。
リヤボックスを付けるとシートの間に段差ができる
1つ注意点ですが、リヤボックスの板のせいで、シートとリヤキャリアの間に段差ができてしまいます。
それによって、プラスチックケースのような硬い物は載せれず、バッグのような形に融通の利く物しか載せれません。
フックを引っ掛けられる部分が多い
ここがアドレス110の優秀なポイント!
フック付きのゴムロープを、引っ掛けられる部分がたくさんあります。
特にリヤキャリアは、表から見てカッコ良く、裏から見て便利な突起があり、こだわりが見てとれますね。
横長の荷物を載せて走るデメリット
横長の荷物を載せて走るのが、おすすめできないのは、
- シート・足元のスペースが限られる
- 身動きがとれない
という理由です。
詳しくみていきます。
シート・足元のスペースが限られる
シートのスペースだけでなく、足元もかなり狭い。
アドレス110は、足元が狭いことで有名なバイクです。
しかし、荷物を載せていなければ、深く座ることで、足元の狭さはそれほど気になりません。
荷物があることで、深く座れないことから、足元の狭さが目立ってしまいます。
身動きがとれない
荷物があると、背もたれのように感じられますが、
「走行中にロープが外れる…」
といったトラブルが付きまといます。
そういうワケで、自然と背筋が伸びて疲れます。
まとめ|座るスペースの圧迫は危険
- 縦300mm×横700までOK
- フックを引っ掛けられる突起が多くある
- 座るスペースが狭いと疲れる
繰り返しますが、おすすめはしません。
運転する姿勢が悪いと、疲れるだけでなく、心の余裕も減ります。
どうしても行う場合は、ロープの張り具合(しっかり固定されているか?)を、念入りに確認した上で出発してくださいね。
おしまい