年末年始の、オーストラリア(ケアンズ)の1人旅にて、4WDハマーアドベンチャーという現地ツアーに参加しました。
ツアー内容をざっくり説明すると、水陸両用の車両で、舗装されていない熱帯雨林を走り回るというもの。
日本語ペラペラの現地ガイドが、4WDハマーの運転、観光スポットの解説、生息している動物の解説をします。
今回は、ツアーの内容・向いている人・体験して感じたことを、詳しく解説していきます。
結論から言います。
【向いている人】
・家族、子供連れ(1人で歩ける年齢のお子様連れ)
・環境が多少悪くても平気、楽しめる人
・英会話に自信がない人
・ドラゴンクエストが好きな人
【向いていない人】
・乗り物酔いになりやすい人
・男性複数名のグループ
という感じです。
さらに、準備しておいた方が良い持ち物として、酔い止めの薬と飲料水を持参することをおすすめします。(酔い止め、飲料水の販売はありません。)
※ガイドのマイケルさんに、写真・動画の掲載許可を頂きました。
目次
所要時間は約3時間ほど
↑コチラの車で、ホテルに迎えが来ました。
『ツアーの流れ』
朝9時20分、宿泊していたホテルに迎えが来る。
↓
公園にて、ブーメラン投げ体験。
↓
35分程かけて、公園から4WDハマー乗車場所まで移動。
↓
熱帯雨林を4WDハマーで観光。観光スポットごとに、ハマーから降ります。
↓
昼12時20分に、ケアンズ市内(ホテルも可能)に送ってもらい、解散。
ホテル前の集合時間は、前後します。9時~9時30分ごろになるかと思います。
4WDハマーの前にブーメラン投げ体験
4WDハマー乗車前に、広い公園で、ブーメラン投げ体験を20分程させてもらえます。
日本であれば、電線に引っかかるだとか、人にぶつかる恐れなど、心配事が多くて楽しめませんが、ここでは心配無用です。
ガイドのマイケルさんが、ブーメランの投げ方について、日本語で指導してくれます。
ところで、ブーメランで連想するものって何でしょうか?
僕はドラクエを連想しました。
ゲームでは、地上すれすれをヒュンヒュン飛んで、小さなスライムを一掃するワケですが…
当然、そんな上手く投げれるはずもなく、投げたブーメランは戻ってきません。(笑)
注意点として、誰かがブーメランを投げる時は、ボケーっとしないようにしましょう。
どこに飛んで行くのか?投げる本人ですら、予想ができません。
ブーメランは、地面に刺さる程の勢いで飛んできます。小さなお子様から目を離すのは危険です。
ホテル出発の直前に酔い止めを飲んでおく
ブーメラン投げをした公園から、約35分程で、ハマー乗車場所に到着します。
35分中、15分は舗装してある道、20分は舗装していない山道です。
4WDハマーに乗る前から、舗装されていない山道を走るので、乗り物酔いに弱い人は、ホテル出発の直前に、酔い止めを飲んでおくと良いでしょう。
ブーメラン投げをしている辺りで、酔い止めが効いてくると思います。
ハマー乗車場所には、トイレもある
屋根の下に、椅子やテーブルが置いてあり、休憩できます。
簡易トイレもあります。
全員のトイレ休憩が終わるまで、待ってくれます。
※飲料水・軽食の販売はありません。
5分程待っていると、マイケルさんが、ハマーを車庫から出してきてくれます。
各グループごと、ハマーと記念撮影をした後、乗車します。
座席はわりと綺麗
コチラの写真は、ハマーの助手席です。
僕は1人参加だったので、助手席を案内されました。
座席はわりと綺麗です。
ハマーの中は、冷房をかけてはくれますが、暑いです。(外気とほぼ同じ)
ペットボトル飲料を持参するのがおすすめです。
密林の観光スポットで4WDハマーから降りる
ハマーはマイケルさんが運転します。
狭くて、草木が生い茂った道をゴリ押しで進みます。
運転中に遭遇する動物や、植物をマイケルさんが、愉快に説明してくれます。
という感じのダジャレを言ったり、とにかく愉快な人です。(笑)
熱帯雨林の中では、合計2回、下車します。
締め殺しイチジクの木
コチラが、有名な締め殺しイチジクの木です。
マイケルさんが、実物を前にしながら、日本語で解説してくれます。
さらに、乗車前同様に、各グループごとに写真撮影も行います。
何度も言いますが、道が舗装されていないので、足場がぬかるんでいます。
派手な服装、サンダル、ハイヒールは不向きです。
木の実を食べられる
コチラは、ウォーターチェリーという木の実です。
プニプニしていそうな見た目に反して、シャキシャキした食感です。
甘みが少なく、あっさりしています。
食感はパプリカに近いです。
野生の動物に遭遇することもある
熱帯雨林の中には、植物だけでなく、もちろん動物も生息しております。
どんな動物に出会えるか?は、完全に運です。
僕が参加した時は、ヒクイドリとニシキヘビに出会えました。
ヒクイドリは世界一危険な鳥
ヒクイドリは『火食鳥』と書きます。
飛べない鳥です。
危険な理由は、口から火を吐いて、襲い掛かってくるから…!!
ってワケではなくて、鋭いツメで、攻撃をしかけてくる(らしい)です。
ヒクイドリでググると、『世界一危険な鳥』として、多くの記事が出てきます。
しかし、人に慣れているのか?実際のところは、エサを投げると、喜んで寄ってきます。
危険、恐ろしい…という雰囲気は、微塵も感じられませんでした。
ヒクイドリとの距離は、2メートルほど。
ニシキヘビは人を丸飲みした事件もある
ニシキヘビにも出会えましたが、死んでおりました。
お腹が膨らんでいるので、小動物を、丸飲みした直後だったのかもしれません。
記憶に新しいのは、インドネシアのニシキヘビが、人を丸飲みした事件。
インドネシアには、体長7メートル以上の、巨大なニシキヘビもいるようです。
4WDハマーに向いている人・向いていない人
【向いている人】
向いている人の中に、『環境が多少悪くても平気、楽しめる人』と書きましたが、上記の説明のように、ぬかるんだ道や、怖いと噂の動物が生息しています。
街中のツアーのように、安全で快適な要素が揃っているワケではありません。
※マイケルさんが、安心・安全を心がけてくれるので、危険ではないですが。
4WDハマーの車内が蒸し暑いとか、靴が汚れる…といったことが、気になる人には不向きです。
おとなしく、動物園でコアラを抱っこしてた方が良いですよ。
少しキツイ言い方ですが、参加中にブツブツ文句を言っている人がいたので。。
【向いていない人】
向いていない人の中に、『男性複数名のグループ』と書きました。
デコボコの道を、「オラオラァ!!」という感じで進むので、ワクワクはします。
しかし、走行速度は30キロくらい?(体感)なので、スピードが物足りないと感じる人は、飽きてしまうかもしれません。
ツアー申し込みページでは、『爽快感・スリル満点!』という感じになっていますが、僕としては、スリル40点くらいでした。
上記の理由から、男メンバーで参加しても、「まぁ、良かったね」という結果になりそうです。
まとめると、友達同士での旅行で、スリルを求めるのには不向きです。
日本でできない体験を、家族でしたい人や子供に興味・関心を抱いて欲しい人に向いています。
さいごに
いかがでしょうか。
体験談を元に、ツアー内容について書かせていただきました。
参加しようか、迷っている方の参考になれば幸いです。
おしまい