名古屋(中部国際空港)→上海経由→広州という流れの中の、上海にて行う手続きについて説明します。
中部国際空港のチェックインカウンターにて、『お手続きの流れ』という、案内書をもらいましたよね?
でも、説明がよくわからないと思います。
この記事では、案内書をもらって混乱している方に向けて、現地で迷わないよう注意点をまとめていきます。
記事を読む時間が無い人は、この2つだけ知っておいてください。
中国語に自信がない人は、必ず翻訳アプリをダウンロードしておきましょう。
中国の空港係員は、英語を話してくれません。
出入国カードは機内で書いておきましょう。
機内であれば、日本語版がもらえますし、落ち着いて書けます。
現在、中部国際空港にいるなら、ボールペンを買って機内に持っていきましょう。
上海は、日本と時差が1時間あります。
(日本よりも1時間遅い)
飛行機から降りる前に、腕時計の時間を変えておきましょう。
目次
乗り継ぎは中国語の翻訳アプリが便利
翻訳アプリは、こちらを使っていました。
シンプルで使い勝手が良いので、おすすめです。
- 日本語で文字を入力する
- 紙飛行機マークをタップ
- 翻訳が表示される
という簡単3ステップで使えます。
翻訳して質問するコツは、指を指せる質問をすることです。
「税関審査場はどちらですか?」
「出入国カードはどこでもらえますか?」
と質問すれば、答える人もジェスチャーがしやすいからです。
質問する時は、翻訳したアプリの画面を見せましょう。
翻訳アプリを選ぶ時は、『文字で見せる前提』で選ぶのがコツです。
- 音声入力
- 手書き入力
などの便利な機能は、高速で安定したインターネット回線が必要です。
海外では回線が不安定で、通信速度が安定しないことがあります。
そういう理由から、シンプルな機能のアプリをおすすめします。
出入国カードは機内で書いておけば安心
なぜ機内で書いておくのかと言えば、
- 上海で書く時間があまりない
- 機内なら日本語版がもらえる
からです。
上記のリンクから、記入例を書いたサイトに移動できます。
離陸する前に、スクリーンショットを撮っておきましょう。
日本語版の出入国カードは、飛行機に乗った直後に、客室乗務員(CA)からもらえます。
上海で出入国カードを書く時間がない
入国審査場の前で、出入国カードを書くこともできます。
しかし、
- 出入国カードが英語・中国語しかない
- 書いていないと、置いて行かれる
という理由でおすすめしません。
僕は入国審査場で書いたんですけど、とにかく時間がなくて焦りました。
機内で書けている人は、さっさと先に行ってしまうんですよね…。
僕は置いていかれて、係員とはぐれました。
繰り返しますが、出入国カードの記入に慣れていない人は、機内で書くことをおすすめします。
CZ380便|上海到着後の手続き
- 乗継用搭乗券・ステッカーの配布
- 指紋検査・検疫
- 入国審査・税関審査・安全審査
について説明します。
基本的に、現地の係員がプラカードを持って案内してくれます。
(1)乗継用搭乗券、ステッカーの配布
こちらが服に貼られるステッカー(シール)
上海に到着後、『名古屋 広州』と書かれたプラカードを持って、係員が待機しています。
係員は「グァンジョウ!」「コーシュウ!」としきりに叫んでいます。
係員に乗ってきた飛行機のチケットを見せると、手書きの乗継用搭乗券をもらえます。
さらに専用のステッカーを、服にペタッと貼られます。
(2)指紋検査、検疫
全員が、手書きの搭乗券、ステッカーをもらうと、指紋検査場へ案内されます。
ここで、上海経由便の客と、他の客が混じるので、要注意です。
係員を、しっかりと目で追うか、顔を覚えておきましょう。
指紋検査は、機械にて行います。
操作方法は、日本語音声で機械が説明してくれます。
(3)入国審査 税関審査 安全審査
各審査の先で、中国南方航空の係員が待機しています。
プラカードを掲げて待機しているので、
- ステッカーが服に貼られている人と同行する
- 審査場の先に係員がいるか確認する
という感じで、移動すればOKです。
雑な説明で申し訳ないんですが、空港内の写真撮影は禁止な国が多いので、撮影は行いませんでした。
モバイルバッテリーを手荷物検査で提出する
中国の手荷物検査では、モバイルバッテリーを検査されます。
僕のモバイルバッテリーは、
3.7V / 22400mAh
大容量ですが、無事に通過できました。
ベルト・ノートパソコンと一緒に、モバイルバッテリーも提出しないと、中国語でネチネチ怒られますよ。
(4)国内線出発ロビーより搭乗
プラカードの係員が案内してくれるのは、安全審査の出口までです。
乗継用搭乗券に、搭乗口が書かれています。
搭乗口で、乗継用搭乗券を見せれば飛行機に乗れます。
座席は、中部国際空港から座っていた席と同じです。
係員とはぐれて迷子になってしまったら
お手洗いなど、何らかの理由で係員とはぐれた場合、
- 勇気を出して質問する(重要)
- 自分と同じステッカーが貼られた人を探す
- 楽観的に考え、冷静になる
のが大切です。
上述したように、「○○はどちらですか?」と空港係員に質問しましょう。
案内された方向に行くうちに、自分と同じステッカーが貼られた人と合流できるはずです。
僕は1人旅だったんですけど、言葉の通じない空港で、孤立する絶望感は凄まじいです。
絶望すると悪い考えが湧いてくるので、「まぁ~なんとかなるでしょw」って楽観的に考えましょう。
まとめ|乗り継ぎの際は出入国カードを書いておく
- 翻訳アプリをダウンロードする
- 出入国カードを機内で書く
- 勇気を出して質問する
というお話でした。
しつこいですが、出入国カードは絶対に書いておいてくださいね。
あなたが無事に乗り継げることを祈ります。
おしまい