2022/4/12 加筆・修正しました。
いーぐるです。
今回は「VRChatで無言勢をやっているので…」
- 無言プレイに便利な機能やツールがあれば教えてほしい
- 快適に無言勢をやるための情報が知りたい
という人に向けて記事を書きます。
僕も一時期無言勢だったのですが、ペンで気持ちを上手く伝えるのが難しかった記憶があります。
この記事では、無言勢の人と
- 文字でコミュニケーションをとる方法
- おすすめのワールド
- 無言勢の人が持っておくと便利なツール
をお伝えします。
- 『あなたが無言勢である場合』
- 『相手が無言勢だった場合』
の両方が読んで参考になる情報をまとめました。
無言勢との接し方に悩んでいる人は参考にしてください。
※2022/4/12(VRCスタンプシステムの情報を追加、古い情報を修正しました。)
目次
【VRChat】無言勢と文字でコミュニケーションをとる方法3選
- 文字が書ける(ペン機能)アバターを使う
- ペンの置いてあるワールドに行く
- 文字チャットができるワールドに行く
というのが無料で今すぐ試せる方法としておすすめです。
順番に解説します。
1.文字が書ける(ペン機能)アバターを使う
最も便利なのは文字が書けるアバターです。
という流れで、人差し指の指先がペン先となり、空中に文字を書けるようになります。
文字が書けるアバターの探し方
初心者プレイヤーを案内する人が多いワールド
- [JP] Tutorial world
- Quest 日本集会場
- [JP] NEWじゃぱんひろば
などで「文字が書けるアバター持ってませんか~?」と尋ねてみるのがおすすめ。
VRChatを始める初心者の中には、いきなり無言勢でスタートする方もいるので、初心者案内に慣れている人は所持している可能性が高いです。
2.ペンの置いてあるワールドに行く
2つ目はペンの置いてあるワールドに行くことです。
ワールドに置いてあるペンを持って、空中に文字を書けます。
のがポイントです。
ペン先に近いところを持つことで、文字がブレにくくなり、綺麗な文字を書きやすくなります。
逆にペン先から遠いところを持って書くと、文字がブレやすく、殴り書きのようになってしまいます。
加えて、背景との兼ね合いも大切です。
- 背景が暗い → 明るい色
- 背景が明るい →暗い色
を選択することで読み取りやすくなります。
読み取りやすい字を書く
これを読んでいる無言勢の方に1つ言いにくいことを書きます。
『無言勢の読めない文字は、相手にストレスを与えてしまうので注意してほしい』という話です。
- ボディランゲージで伝わらない
- 文字も汚くて読めない
となると頭を抱えてしまいます。
kawaiiムーヴで癒されても、文字が読めないほど汚いと正直萎えます…。
ペンを短く持って書くだけで大幅に改善されます!!
3.文字チャットができるワールドに行く
最後に文字チャットができるワールドにも触れておきます。
キーボードのようなボタンを選択して、文章を書くことができます。
文字チャットはアルファベットしか入力できませんが、
に便利です。
文字でコミュニケーションをとる時に、手っ取り早いのが上述した『ペンで文字を書く』方法なのですが、殴り書きのように書かれて読み取りに苦労する場合があります。
具体的には、
- r と l
- U と V
など汚い字から読み取るのは苦労します。
文字チャットができるワールドは、残念ながらそれほど多くないのですが、知っておくと便利です。
文字チャットができるおすすめワールド
おすすめなのがここ、『Chill Space』です。
Quest対応ワールドなので読み込みも早く、ペン・文字チャットに対応しています。
BGMも落ち着いた曲が流れており、のんびりコミュニケーションをとりたい時におすすめです。
【Unity】無言勢におすすめ!『VRCスタンプシステム』を使ってみた!
(VRCスタンプシステムを使えば、ボタン1つで気持ちを伝えられるようになる!)↑
この項目では無言勢の人におすすめな『VRCスタンプシステム』というツールをご紹介します。
VRCスタンプシステムを使えば、
- 「おはよー」「別のワールド行きます」などの簡単なメッセージを飛ばせる
- 「なでて」「ねむい~」等の気持ちをボタン1つで伝えられる
- オリジナルメッセージを作ることもできる
というメリットがあります。
僕も無言プレイをしていた時期があったのですが、テンションが低い日は、ペンで気持ちを書くのが面倒くさいと感じる時がありました。
「書くのが面倒くせぇ~」と思うものの、「書かなきゃ伝わらないしなぁ…」ということで小さなストレスが溜まり、無言プレイを辞めてしました。
VRCスタンプシステムは、
- 無言プレイを続けたいけど文字を書くのが面倒くさい…
- ペンの無いワールドに行きづらい…
- 文字が書けるアバターを持っていない…
と悩んでいる人におすすめです。
Unity初心者にも優しく作られており、3分で導入できます。
※ご紹介するのは2022/4/12現在の(VGCConvertToStickerSystem_v1.0.1)です。
1.VRCスタンプシステムをダウンロードする
【VRCスタンプシステム】欲しいリアクションをスタンプ化実装!【VRC Convert To Sticker System】 – VRC合法チート研究会 –
『VRC合法チート研究会』様の『VRCスタンプシステム』をダウンロードします。
同じページから『導入方法・使い方』が書かれた取扱説明書をダウンロードできますので、合わせてご覧ください。
データがダウンロードできたら、
- zipファイルをダブルクリック
- 『すべて展開』をクリック
してUnityにインポートできるようにします。
2.Unityにデータをインポートする
(今回はロポリこんちゃんを使ってお伝えします。VRChat初心者から上級者まで人気のあるアバターです!)↑
Unityの新規プロジェクトを立ち上げて、
- アバターSDK
- Dynamic Bone
- 『VRCスタンプシステム』
- アバター
等をインポートします。
アバターをアップロードする基本的な手順で進めてください。
3.VRCスタンプシステムを設定する
- アバターをHierarchyに入れる
- 『VGC』から『ConvertToStickerSystem』を起動
- アバターをドラッグ&ドロップ
- 『StampData』の『追加』を選択
するところまで進めます。
『StampData』に追加したデータが、VRChatのメニューから選択できるメッセージになります。
- None(Texture 2D)の『Select』をクリックしてスタンプを選ぶ
- 『StampData』を追加していく
- 『セットアップ』をクリック
したら設定完了です。
いつも通りVRChatにアップロードして、動作確認を行ってください。
セットアップできない時は?
アバターによっては『VRC Avatar Descriptor』が設定されていない場合があり、セットアップが完了しない場合があります。
その場合は、
- Hierarchyのアバターを選択する
- 『inspector』タブの一番下にある『Add Component』をクリック
- 『VRC Avatar Descriptor』と入力して追加
したら再びセットアップを試してみてください。
※『VRC Avatar Descriptor』が追加されると、アバターのView Position(白い玉)がデフォルトの値になっています。
白い玉はアバターの目線の高さを表しています。
View Positionが合わないとVRChatで目線が合わなくなるので、画像を参考に調節してください。
白い玉が見当たらない時は、大抵アバターの頭上にある場合がほとんどです。
【失敗談】スタンプの設定方法を間違えた…
僕の失敗談なのですが、導入しようとした時に「Selectをクリックして設定する」というのがわからなくて、
- BOOTHでダウンロードしたデータに含まれている『StickerData』から、
- スタンプをUnityに入れて、
- None(Texture 2D)にスタンプをドラッグ&ドロップ
するという間違いをした結果、セットアップでVRCスタンプシステムが固まって動かなくなったのでご注意ください。
『Select』をクリックするだけで簡単にスタンプを設定できます。
VRChatで『VRCスタンプシステム』を使ってみよう!
アバターのアクションメニューから『VRCスタンプシステム』を起動して、設定したメッセージを飛ばしてみてください。
実際に使ってみて思ったのですが、
- 「なでて」
- 「あそぼ~」
- 「たのしい」
などの「気持ち」を表現したスタンプが多いのが好印象でした。
上記のような気持ちをペンで書くのはあざとい気がして、若干気が引けるんですよね…。
「ログアウトします」などの事務的な言葉だけでなく、心理的にペンで書きにくい気持ちを気軽に伝えられるのが良いなと感じました。
「Oculus Quest2」のコントローラーが誤作動する場合は?
と悩んでいる人は、『SteamVRのサムスティック設定』を編集するか、接点復活スプレーを使うと解決できます。
こちらの記事に詳しく書いたので参考にしてください。
まとめ:【VRChat】無言勢と文字でコミュニケーションをとる方法は3つある
- 文字が書ける(ペン機能)アバターを使う
- ペンの置いてあるワールドに行く
- 文字チャットができるワールドに行く
- 『VRCスタンプシステム』が便利!
という内容をお伝えしました。
いずれも無言勢とのやり取りに便利なので、覚えておいて損はありません。
解説は以上です。
おしまい。